快晴無風暖かな春の陽気に誘われて、
黒姫山南面池めぐりコースを稜線まで登り、滑ってきました。
入山口から夏道沿いに10分くらいで種池です。
種池からブナの林のなかをしばらく歩くと古池に到着
古池の端を通り過ぎ、南西の尾根沿いに登りました。
振り返れば、五地蔵の奥に高妻と乙妻山、、
ダケカンバと青空の気持ちの良いコントラスト
急斜面に入る手前で3Dアセント装着
今日は長年の懸案事項である、ヴィーナスの回転防止策のフィールドテストも兼ねました
左のクランポンには、前日、回転板ヴィーナスの上下の凹みがくる位置に、
ワッシャーをエポキシで接着したものを使用しました。
これで回転が防止できるかテストです。
古池の先で追い抜いて行ったスノーボーダーが早くも滑ってきました
気持ちよさそうヽ(・∀・)ノ
気温の上昇で雪が緩み、どちらもなかなか回転しません。
付属のレンチで左右とも少しナットを緩め、回転を促しました。
もうすぐ稜線
稜線の向こうは小黒姫
ヴィーナスの回転には明白な差が見られました\(^^@)/
これでヴィーナスの回転を防止できそうです。
帰ってから再確認のテストをしよう!
シールはトップレススキン
軽量コンパクトでとても気に入っていますヽ(´▽`)/
遠く左から天狗原、金山、焼、影火打、火打山は真っ白
高妻と乙妻
さて滑走です。
ちょっと重めですが上部はまあまあ快適でした。
(スキーヤー:顧問)
う~んマンダム
さて21日は店内でヴィーナスの回転防止対策の確認テストをしました。
回転防止対策については数年前に、
マイクロスライダーリーシュをクランポン本体から
ヴィーナスネジに引っ掛ける方法を考えましたが、
加工も操作も面倒で、積極的におすすめすることなく、
そのまま棚上げになっていました。
操作方法は下記YouTubeに掲載してあります
今回はクランポン本体にワッシャーを接着するだけで、
ヴィーナスの不用意な回転によるクランポンの脱落を防止できることが確認できました。
今日はちょっと過酷な、クランポンが食い込まないようなカチカチバーンで
トラバースをする状況を想定して、再確認のテストをしました。
*入山前にナットのゆるみがないか確認、ヴィーナスを手で回せる程度に、
付属のレンチでナットをしっかり増し締めしておきましょう。
*クランポンをセットする前に、スキー板のベース周辺、クランポン本体に
付着した、雪や氷などをブラシやスクレーパーできれいに取り除いてください。
クランポンをセットしてヴィーナスを時計方向に90°回します。
この時にクランポン本体に下から押し上げるような力が掛かっていると、
ヴィーナスがワッシャーに引っかかって回りません。
クランポンが雪面から浮いた状態でセットして下さい。
(常識的にはブーツ下部にクランポンを取り付けますが、トウー前に付けるこの方法は
ブーツを履いたまま着脱ができ、個人的には気に入っています。)
アイスバーンのトラバースに入ります。
(このような状況での使用は3Dアセントの使用限界を超えていますがテストのため)
3分くらいで明白な結果になりました。
ワッシャーを張り付けた左側のヴィーナスは回転していませんが、
右側は回転を始めました。
今度はクランポン本体を左右入れ替えて、再現性のテストです。
やはり3分ほどで、ワッシャーをつけていない左側のヴィーナスが回転を始めています。
このままトラバースを続けると、ヴィーナスがベースと重なり、
クランポンが脱落する可能性があります・゜・(ノД`)・゜・
ベースとヴィーナスの間に、下図のように通常厚さ1mmのプラスティックワッシャーをはさんであります(特殊仕様で0.5mmの場合もあります)。
クランポン本体に貼り付けるステンレスワッシャーは、
下部のプラスティックワッシャーより少し薄めの厚さ0.8mmが良さそうです。
今回のテストサンプル
*使用ワッシャー: 丸型ステンレス平 M5(内径)×12mm(外径)×0.3mm(厚さ)
(テストサンプルは下部に0.5mmワッシャーを使っていましたのでワッシャーは0.3mmを採用しました)
*接着剤: エポキシ系2液性の接着剤
*ワッシャーの向き:バリ側を上向きに貼り付けました(この向きが良いかどうかは未確認です)
今回の方法でヴィーナスの回転によるクランポンの脱落はかなり防げそうですが、
100%防止できるものではありません。
使用中にナットが緩むとクランポンが脱落する可能性がありますのでご注意ください。
またエポキシの耐久性などについても未確認ですのでテストを続けたいと思います。
*誠に申し訳ありませんが、まだテスト中ですのでワッシャー接着などの加工のご依頼はお請けできません。よろしくお願いいたします。